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言うことを聞かない子供が考えていること。親としてできることをご紹介します。

”色でヒトと社会を元気にする!”
リブカラーズのHiroです。


子供は可愛いですが、たまに言うことを聞かなくて困っている方が多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、言うことを聞かない子供が考えていることと親としてできる対処法についてご紹介しております。
きちんと他人の意見を理解できる子供に育てるためにぜひ読んでみてください。

 

子供が言うことを聞かない場面

子どもが言うことを聞かない場面は年齢によって様々です。
子どもは身体と心が成長していくなかで、様々なことを学び、感情も豊かになっていきます。
そのなかでイヤイヤ期、反抗期、思春期など、親にとっては子育てが難しい時期に差し掛かります。

イヤイヤ期(1~3歳ごろ)の場合
自分でやりたいこと、できることが増えて、なんでも自分で挑戦したい時期になります。
自分でやりたいことを制限させると、嫌だと駄々をこねてしまします。

小学生、中学生、高校生
学校という新しい人間関係のなかで、他人と自分を比べて、たくさんのことを学びます。
たとえば、特別であるために親に逆らって悪いことをすることも、反抗期や思春期の子どもにある行動です。

子どもの成長に合わせて、接し方をを変える必要がありますね。

 

言うことを聞かない子供が考えていること

1~6歳の子どもが言うことを聞かない理由

いわゆる「イヤイヤ期」の始まる時期ですね。
イヤイヤ期の子どもは、自分を認めてほしい時期にさしかかります。
言葉も覚えてきて、親の言っていることがかなり理解できてくるようになります。

自分の気持ちを伝えるために「イヤ」と何度も言ってしまうのです。
対人関係を覚えてくるのもこの時期です。

3~5歳になると、子どもはわざとルールを破ったりなど、いうことを聞いてくれない場面が多くあります。
自分をコントロール出来ないときは、ぐずったり、反抗したりします。
他人についての理解が深まってくる時期です。

小学生

この時期は第二反抗期と呼ばれます。

体も大きく成長し、学校生活の中で自分に肯定感や劣等感を感じる時期になってきます。
第二反抗期は態度や言動は他の反抗期ほど激しくはないですが
「うるさい!」「放っておいてほしい」など生意気な発言が目立ちます。

初めての自分の気持ちの変化についていけてない状態です。

中学生 高校生

まさに「思春期」真っ只中の状態です。

小学生の時とは違った上下関係がある人間関係
自分はなにものなのか、大人なのか、子どもなのか

体の急激な成長に、心がついていけない状態です。
不安やストレスが反抗的な態度の原因になってきます。

高校生になると反抗期が落ち着てくるお子さんもいるようですが、もちろん続く場合もあります。
部活などできつい上下関係が続いたり、初めての彼女、彼氏ができたり、心の成長が続いています。

 

言うことを聞かない子供は叱るべきかどうか

子どもに対して、どのように怒るのが正解なのか
優しく怒るんべきか、厳しく怒るべきか
毎回、悩まさせる方も少なくないと思います。

ここで、大切なのは、子供には子どもの世界があり、自分の考え方を持っているということです。

では、子どもの考えを尊重して、子どもの好きにさせておくことが正解?と思うかもしれません。
もちろん、時にはガツンと怒ることも重要です。
自分の考えをしっかり伝えることが大切になります。

最近は、インターネットを見ていると、たくさんの解決策が載っていると思います。
しかし、そこに乗っている解決策や他人の価値観がお子さんに合っているかどうかは分かりません。
お子さんの性格や状態によって、怒り方も使い分ける必要があります。

これからやってはいけない怒り方を説明しますが、これが全てではないことは意識しなくてはいけません。

子どもを叱るときは、1人の人間として接すること
相手のことを考えられるように、子どもに考えさせることが重要になります。

 

やってはいけない叱り方

叱り方によっては、その時の親の言動や態度によって傷ついてしまいます。
その場合、さらに言うことを聞かなくなる場合がありますので、叱るときは冷静になる必要があります。

感情的に叱る

感情的に怒鳴ったり、物に当たったりして、感情的に叱らないようにしましょう。
何がいけないのか、もっと理論的に理由を説明してあげましょう。

なにがいけなかったのか自分で考えさせることがとても重要です。
怒った理由をしっかり伝えて、相手の立場になって考えられるよう誘導しましょう。

ご褒美で言うことを聞かせる、または罰を与える

「○○が出来たら、ご褒美をあげる」という、言うことの聞かせ方は物で釣らないと、言うことを聞かないことになってしまいます。

なにが悪いのかしっかり説明する必要があります。
また、罰も与えることも同じくなにが悪かったのか考える機会を失ってしまいます。

突き放したり、人格を否定したりする

子どもがなにか一人でしようとすると
「もう勝手にしなさい!」などと突き放したりすることはよくなりません。
そんなときは、見守ってあげましょう。

見守り体験させて、成功体験も失敗体験も子どもの成長に欠かせません。

できなかったとしても、「ほら、できなかったじゃない?」と否定する言い方もしてはいけません。
なぜ、出来なかったのが、一緒に考えてあげましょう。

その場しのぎではぐらかす

その場をしのぐために、「また、後でね」とはぐらかすと嘘をつくことになりかねません。
「明日、一緒に行こうね」など、具体的な約束をしてあげましょう。
もちろん、その約束は守りましょう。

守れなかった時も、理由を伝えて、しっかり謝ることで、誠実さや謝罪の仕方
信頼度もアップし言うことを聞いてくれやすくなります。

中学生 高校生

もちろん、中学生、高校生になっても叱り方には気を付けなくてはいけません。
思春期に突入する中学生は、親の言うことがすべて正しいと思わせるような叱り方をしてはいけません。
命令をするのではなく、1人の人間として、大人として、接することが大切です。


特に高校生になるとだんだん考え方も大人になってきます。
やみくもに怒るのではなく、必要以上に高校生活に干渉しないようにしましょう。
あれもこれも、きつく言わずに叱る部分を決めておくこともおススメです。

 

親としてできる対処法

「イヤイヤ期」「思春期」の子どもにはどのように接すれば良いでしょうか。
この時期は親としては子育てが、かなり大変な時期ですよね。

だからこそ、子どもを叱るときは、一人の人間として接すること
なおかつ、冷静になる必要があります。
冷静になるためには、体力的にも精神的にも余裕をもつことが大切です。

イヤイヤ期の子どもには

たとえば、イヤイヤ期の子どもと買い物に出かけて
「買って買って」と泣き止まないときは、どうしたらよいのでしょう。

そんなときは、静かな場所につれて行き、なぜ泣いたのかを聴いてあげてください。

理由を話すようでしたら、ちゃんと聴いてあげてくださいね。
そこからダメな理由を伝えてあげましょう。

しかし、ほとんどの子が会話になりません。
泣き続けます。(笑)

我慢する力(理性)は4歳頃から育つといわれています。
つまり2~3歳の子に「どうして我慢できないの?」といっても理解できないのです。

思春期の子どもには

思春期の子どもは、心配して声をかけても怒り出すなど
親としてはどう声をかけてよいのか分からなくなります。

この年齢になると「自分の事は自分で決めたい!」という考え方ができるようになります。

だから、親の言うことは聴きたくなくなるのです。
そんなときは、あまり小言は言わないようにしましょう。
困ったら相談してね!この位で充分です。

怒りをコントロールする

子供がいうことを聞かない時は、どうしても感情的にになってしまいます。
子供を傷つけてしまうこともあるかもしれません。

うまく怒りと付き合うためのトレーニング法をして「アンガーマネジメント」と言うものがあります。
アンガーマネジメントで行う手法は怒るのを我慢するのではなく、コントロールする手法です。
怒りは、けして悪ではありません。

 

■ 6秒数える
もし、怒りが襲ってきた時は頭の中で6秒、数えてみましょう。
人間の怒りのピークは6秒で収まります。
頭の中で数を数えたり、6秒で言える合言葉を考えたり、深呼吸をしたり
6秒で冷静になりましょう。そうすると冷静に自分の言いたいことを伝えることができます。

 

■ 1度その場から離れる
怒りを鎮めるためには一度その場から離れるのも効果的です。
小学生くらいまでの子どもの場合は離れるわけにはいかないこともありますが中学生、高校生の場合は大人になっていますので
場合によっては感情的にならないようにするために、一度その場から離れることも大切です。

疲れたときは

子育ては肉体的にも精神的にも、とても負担がかかります。
疲れた時は一人の時間を作りましょう。
癒しの時間は子育てのクオリティーもアップします。

でも、なかなか一人になる時間を作るのは難しいですよね。

そんな時は人に頼りましょう。

パートナーとしっかり話し合い、家事を分担したりして
なんとか休みの時間をもらうなど、母親にかかる負担を減らしてもらいましょう。

家事代行やベビーシッターも1つの手ですね。

一人の時間には好きなことをして、癒されましょう。
そのために自分のしたいことをリストアップするのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

こちらの記事では言うことを聞かない子供が考えていることと親としてできる対処法についてご紹介しました。
言うことを聞かない子供に対して、無理やり思い通りにしようとして叱るのは親としてやらないようにしましょう。


子供が考えていることをできるだけ理解して、親としても成長できるように、ぜひこちらの記事でご紹介した対処法を参考にしてみてくださいね。


リブカラーズではカラーセラピーを通して子育ての相談や悩みなどのカウンセリングをおこなっております。子育てでストレスが溜まってしまっている方や相談できる方が周りにいない時はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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