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子どもが紫色を使っていたら要注意!?理由や気を付けること

こんにちは。
「色でヒトを元気にする」Live Colors代表 色彩心理カウンセラーの 柴田みつ恵です。

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先日、幼稚園の先生とお会いしたとき話題になったのは”園児が使う色”についてでした。
「保育士として約20年勤務してきましたが、ここ最近紫色を使う園児が非常に多く不思議に思うのですが、なぜでしょうか?」
と質問を頂きました。

この記事にたどり着いたママも「なぜうちの子は紫ばかり選ぶの?」
と思っているのではないでしょうか。

こちらでは紫色を選ぶ子どもの心理について、
選ぶにはどんな理由があるのか、また親として気を付けることをご紹介します。

【オンライン・カラーセラピー】


~紫に隠された5つの心理~

キャラクターからの影響

子どもは好きなキャラクターの色に影響される場合があります。
例えば戦隊ものが好きな男の子は「悪者に勝ちたい」「強くなりたい」と
そのキャラクターの色を使いたがります。

女の子が憧れるディズニーの中でも『アナと雪の女王』のイメージカラーは紫です。
主人公のアナは紫のコートを羽織っています。
明るくて楽天的そして大胆な性格で、力強い女性のイメージがありますね。

紫はキャラクターの中でも、強さ個性を表します。
このようにあこがれから紫色をよく選ぶ!ことがあります。

お母さんからの影響

お母さんの色の好みは子どもにも反映されます。

女性の社会進出も高まり、感性、美意識を表現する人が多くなりました。
個性を表現するという意味で、紫を好むお母さん方も増えてきたように思います。
そういったお母さんから影響を受ける場合も少なくありません。

特に女の子はママの影響は大きいですよね。
おしゃれに敏感な子は、ママのマネをしたがります。

好き!は性格を表わす

イベントでカラーセラピーをしていると、ママと一緒に小さな子どもさんも参加されます。
その時に「好きな色は何?」と聴くと好きな色を教えてくれます。
その色が”紫”の場合もよくあるのですが、
「みんなと一緒はいやでちょっと個性的なお子さんですか?」
と聞くと「そうですね~」
一緒に来ていたママ達も「確かにそうだね!」と言われます。

このように”好き”で選ぶ色は性格を表わします。
ちょっと周りの子とは違った感性直感を持っていたり、大人びた考えの場合があります。

感情にも左右される

色を選ぶ感情には理由が二つあります。

ポジティブな感情の場合

・周りの子とは違った個性を出したい。
・大人びておしゃれな自分を表現したい。
・占いや小物づくりなどが好きで少人数で遊びたい

このように楽しい・うれしい感情で選ぶ場合があります。

ネガティブな感情の場合

このネガティブな感情で撰んでいるときは要注意です。

・一人ぼっちで寂しい
・誰かにかまって欲しい
・悩みを一人で抱え込んでいる
・ひとみしりなどで周りの人と関われない
・自分の気持ちを表現できない

紫色はこころが疲れているときにも使う傾向があります。

紫を選んだときの対処法

好き!やポジティブな感情で選んだ場合

”好き”や”ポジティブな感情””ママと一緒がイイ”などの場合は安心して見守っていてあげてくださいね。
その色を持つだけでウキウキ!ワクワク!しているはずです。

「なぜ紫が好きなの?」と理由を聞いてあげたり
「紫色綺麗だね!」と言ってあげると、自分の好きなお気に入りの色を、ママも共感してくれた。と喜ぶはず!
試してみてくださいね。

ネガティブな感情の場合

以前、学校でのカウンセリングで印象的な絵を描いた女の子がいました。
その絵の課題は『ストレスとリラックス』

ストレスを描いた絵には紫色が多く使われた人物画でした。
手には紫の手袋、髪の毛、唇が紫で塗られていたのです。

それは彼女自身の姿でした。
彼女は家庭に大きな問題を抱え心が疲弊していたことが
その後のカウンセリングでわかりました。

このようにストレスを抱えたり、気持ちが落ち込んだりした場合にも紫色で表現されることがあります。

紫は”自分を癒やしたいときに選ぶ色”でもありますので
お子さんがどういった気持ちでいるのかを、様子を見ながら対処してくださいね。

バランスを取るための色

黄色がオススメです。
黄色は内にこもりがちなお子さんの気持ちを外に向け
そして、心を軽くしてくれる色です。

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まとめ

”色”と”こころ”は密接な関係があって、1人ひとり紫を選ぶ理由が違うので
子どもさんの心理も様々です。

このように”こころ”とは深く、表面的には理解しづらいものです。

私たちは嫌いな色やしっくりこない色は選びませんよね。
実は色を選ぶには理由があって、心で思っている事柄にあった色を選んでいます。

色と心理は繋がっているのです。

ランドセルを紫にした。
洋服は紫を選ぶ、などママがちょっと不安だと思うのは
紫という色が”子どもらしくない色”と感じてしまうことが原因だと思います。

ご質問がありましたらお気軽にご相談下さい

色彩心理に興味がある方へ

リブカラーズでは色で子どものこころを理解するための
色の勉強会、研修会、講演会などもおこなっています。

ぜひ興味深い《色の世界》を学んでみませんか?

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