子供のやる気を引き出す色について色彩心理カウンセラーが解説【集中力向上】
こんにちは。
「色でヒトを元気にする」Live Colors代表 色彩心理カウンセラーの 柴田みつ恵です。
休校が続くことで、子どもの学習面でも不安や心配を抱えていらっしゃる
保護者の方も多いのではないでしょうか。
「お子さまの集中力が続かない…。」「子どものやる気がない」といったご相談をよくいただくのですが、
この記事にたどり着いた方もきっと同じ悩みがあるのではないでしょうか?
こちらの記事では、お子さまのやる気を引き出す色について解説していきます。
これから紹介する色を活用して実際に集中している時間が長くなったお子さまもいらっしゃいますので、
是非ご自宅の学習環境などに色を取りいれてみてくださいね。
学習環境の色が子供に与える影響について
皆さんは色が心や体に及ぼす影響について考えたことはありますか?
実は、色には様々なパワーがあり、知らず知らずのうちにその影響を受けているのです。
だからこそ学習環境の色はとても重要なのです。
例えば机回りにガチャガチャとたくさんの色があると、当然ですが子どもの気持は落ち着かず、
いつの間にか他に気を取られ遊んでしまいがちになります。
なので、物の整理と同じように色の整理も大切なのです。
ではどんな色が学習環境に適してるのでしょうか?
できれば落ち着いたベージュやパステル調の色でまとめるといいでしょう。
なぜなら長時間机に向かっていても、疲れにくくリラックスした状態でお勉強できるからです。
また、青には興奮を静めて気持ちを落ち着かせる効果があります。
お子さんの集中力向上には是非『青』を活用してみてください
子供のやる気を引き出す色
色の使い方ひとつで子どものやる気を引き出すこともできます。
この記事を読んで「ホントに?」と思う人方もいらっしゃると思いますが、
騙されたと思って一度試してみてください。
では具体的にはどんな色が効果を発揮してくれるのでしょうか?
私は暖色系の代表である『赤』をおススメします。
なぜなら赤は心身を活動的にする色だからです。
それが証拠に赤い部屋に長時間いると体感温度が
2~3℃上がるという研究結果もあります。
これは赤の光が、交感神経を刺激することで脈拍と体温が上がり
血流がよくなるためとだと考えられているからです。
だからと言って部屋全体を赤一色にしないでくださいね。
何事もバランスが大切なので、活用する時は少ない面積で使いましょう!
例えば、鉛筆削りや筆箱の色に赤を活用するのも子供のやる気を引きだしてくれます。
子供にマイナスの影響を与えてしまう色
特に小さい(小学生)お子さんには全体が白や黒などの
モノトーンが基調になっているお部屋は、向きません。
例えばこの世界がモノクロだとしたらどうでしょう?
「きれい」とか「暖かい」とか「美味しそう」だとか…。
そんな感情すら生まれることはないでしょう。
きっと毎日の生活も変わり映えせず、退屈な時間を過ごすことになるでしょう。
このように色は私たちの「こころ」や「行動」までもコントロールするのです。
是非、部屋の小物やインテリアに色を取りいれ、子どもの感情を刺激してあげてください。
「やる気」や「集中力」を上げるだけではなく、お子さんの「こころを豊かにする」ためにも
色を活用してみてくださいネ。
子育てに活用できる色の講座にご興味ある方はワークショップをご覧ください。(※各講座についてもオンラインで開催しています)