甘えてばかりいる子供は可愛いけど将来が不安、子供を甘えさせることは悪いこと?
「色で人と社会を元気にする」
色彩心理セラピストの畠岡です。
「子供が甘えてばかりいるけど、もっと厳しくしたほうがいいのか」
「子離れしたほうが将来自立できるのかな」
子育てをしていると、このような不安を感じることはないでしょうか?
こちらの記事では、甘えてばかりいる子供の将来と今後の向き合い方についてご紹介しています。
子供が甘えてきて不安に思ってしまうママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
子供はなぜ甘えたがる?
可愛い我が子が甘えてくるのはうれしい反面、忙しいママには少し困ってしまう時もありますよね。
もう自分ひとりで立ったり歩いたりできるのに「だっこ、だっこ」と甘えてくるのはなぜでしょう?
こんなことってありませんか。
・抱っこをしてほしがる
・駄々をこねる
・いろいろ聞いてくる
・自分でできるのにやってもらいたがる
甘えさせてあげたい反面、このままでよいの?と不安になる事も・・・
どうして子どもは必要以上に甘えてくるのでしょうか?
それは“自分を認めてほしい”“自分を受けいれてほしい”と思っているからなのです。
甘えることによって、気持ちが満たされ自分に自信がついてきて
次のステップへいけるようになってくるのです。
甘えてくるのは悪いこと?
甘えは決して悪いことではありませんよ。
私たち大人も仕事や育児などで疲れてしまうと、機嫌も悪くなるし、愚痴を言ったり、
何もしたくないこともありますよね。
子供も同じです。
幼稚園や小学校でがんばって“よい子”にして先生やお友達と上手くつきあい
家でもよい子では疲れてしまうのは当たり前です。
そんな時はママに甘えてしまいます。
自分の気持ちを素直に表現でき、リラックスして甘えられるのは“ママ”なのです。
甘えは「安心」でもあります。
自立を促すために甘えさせることはたいせつなこと?
では、甘えさせてないとどんなことが起きるのでしょうか。
・一人遊びをする
・親より先生など他の人に甘える
・嘘をついたりひとの物を取って隠したりする
・絵を描くと黒やグレーなど無彩色が多い
・指しゃぶりや爪かみ・髪の毛を抜く
こういったことが起ってくると、愛情不足のサインです。
実は甘えることはとても大切な事!
そのサインに気づいたときは、だっこしてぎゅと抱きしめてあげてくださいね。
そしてそれを毎日の日課として、抱っこしてあげたり、
褒めてあげるなどのスキンシップをすることで
心の不安をやわらげてあげます。
それが心の成長を促すことになってきます。
自立するにはたくさんの愛情が必要です。
「甘やかす」とはしっかり区別する
「甘えさせる」と「甘やかす」とはどういった違いがあるのでしょう。
甘やかすとは、子供が何かで欲求不満や不機嫌になった時、
お菓子やおもちゃ、ゲームなどを与えたりして機嫌をとることです。
わがままを言い出すと泣いたりわめいたりして、
どうして良いか分からなくなります。
ママもパニックです。
でもそんな時につい「お菓子あげるから騒がないで!」と言ってしまいがちです。
欲求不満を別のもので軽減させたり、回避させてしまうと、
癖になり将来的に何かに依存することにもなりかねません。
やはり「甘やかす」ことは自立を妨げてしまします。
例えばお店で「買って買って」と泣いたときに、
誕生日に買おうね!今日は買わないよ。
などルールや決まり事を伝えましょう。
では“甘える”はどうでしょう。
甘えることにより、愛情の確認や自分の居場所・安心感を得ています。
ある日、今までできていたのに急に甘えてきて、
「だっこして」「これやって!」など言ってくるとママはびっくりするときがあるかもしれません。
そんな時は寂しかったり悲しかったりの裏返し。
行ったり来たりしながらゆっくり成長するのです。
あせらず「何か言葉にできない気持ちがあるのだろう」と受け止めてあげてくださいね。
今はコロナ禍にあって、親も子供も自由に行動できません。
好きなことやりたいことなど我慢して、ストレスを抱えながら毎日を忙しく過ごしています。
時間のとれる時に、いいえ、少しでも時間を作ってたくさん甘えさせてあげてはいかがでしょうか。
まとめ
こちらの記事では、子供が甘えてくる理由と甘えさせて良いかどうかについてご紹介させていただきました。
子供は成長すれば自立していくもの。
甘えたがっている時期はしっかりと甘えさせてあげましょう。
個人差はありますが、甘えてくるのも長くても小学校まで、長い一生の間の貴重な期間です。
甘えたがっているサインを見逃さないように、日々子供と向き合うことがとても大切です。。
リブカラーズではカラーセラピーを通して、子育ての相談や悩みなどのカウンセリングをおこなっています。
子育てでストレスが溜まってしまっている方や、相談できる方が周りにいない時は、ぜひお気軽にお問合せくださいね。