勉強しない子供に「勉強しなさい!」と言っても逆効果?子供への対処法と親としての構え方。
”色でヒトと社会を元気にする!”
リブカラーズのHiroです。
宿題やテストがあるにも関わらず、遊んでばかりで勉強しない子供に「勉強しなさい!」と叱ったことはありませんか?
子供が勉強しないのは何か理由があり、それに対して適切に指導をしてあげる必要があります。
頭ごなしに叱ってしまっても子供は言うことを聞きません。
こちらの記事では、子供が勉強に取り組めない理由と、子供との向き合い方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供が勉強しない理由
ではなぜ、子どもは勉強をしないのでしょうか?
子どもが勉強しないのには、しっかりとした理由があります。
まず、子どもがなにを考えているか知りましょう。
いま、これを見ている親御さんも自分の子どものころに戻って思い出してみてください。
集中力が続かないから勉強できない
世の中には勉強以外にも楽しいことがたくさんあります。
- 友達と遊ぶ
- ゲームをする
- テレビ、動画を見る
などなど、勉強の楽しさを知らない子どもは、どうしても勉強を後回しにしてしまったり
集中力が続かない原因になります。
また、睡眠不足、食事、温度や湿度も集中力を低下させる原因になります。
ちなみに、私は集中力が切れた時には、「ブドウ糖」を摂っています。
ブドウ糖は脳を動かすために必要な栄養分です。
最近はラムネ菓子などが、ブドウ糖が豊富に含まれているお菓子として注目されています。
もちろん、食べ過ぎると身体に悪いので気を付けましょう。
勉強に興味がない
勉強に興味がない理由は2つあると考えられます。
- なぜ、勉強をしなくてはいけないのか分からない
- できれば勉強したくない
小学1年生から学校で勉強を始めて、しばらく経つと
- ゲームや友達と遊ぶように、勉強に楽しさを感じない
- 勉強して、知識をつけることを楽しいと思えない
などなど、勉強は楽しくないことだと考えるようになってしまいます。
では、子どもはなんのために勉強しているのでしょうか?
テストでいい点を取るため?
受験をするから?
よい会社に就職するため?
楽しく勉強するために子どもの勉強する理由を一緒に考えてあげましょう。
難しくて勉強についていけない
勉強についていけない。
教科書を読んでも理解できない。
問題が解けない。
私もこのような経験をして、勉強から逃げてきた一人です。
勉強が難しくて挫折すると、勉強する気も起こらなくなります。
また、一生懸命、勉強したのにも関わらず
分からなくなってしまったり、結果がついてこなかったりするとモチベーションの低下を招きます。
自分は勉強ができないんだと「自己肯定感」が下がってしまいます。
親御さんは、そんな子どもを努力が足りないから責めるのではなく
どこが分からないのか、一緒に解決してくことも大切です。
しっかり、お子さんと協力して勉強と向き合いましょう。
勉強する習慣がない 計画的に考えられない
皆さんが子どものころも夏休みの宿題をギリギリまでやらない人も多かったのではないでしょうか?
私もそのタイプでした。
大人になれば、仕事をするにあたって計画的に行わないといけない場面が多くあると思います。
しかし、子どもは理論的に計画を立てる力が育っていません。
親御さんが力を貸してあげて見るのも一つの手です。
やる気を引き出す方法も、それぞれにあったやり方があります。
お子さんとコミュニケーションをとって最適な方法を見つけてみましょう。
忙しくて疲れている
特に中学生になると
- 新しい教科
- 部活動
- 新しい人間関係
- 塾
などなど、子どもは多忙な毎日を送っています。
毎日、かなりのエネルギーを使ってしまい、勉強に身が入らなくなってしまいます。
勉強しない時に叱るのはNG?
勉強しない子どもを叱るのはNGなのでしょうか?
私は、時には叱ることも大切だと思っています。
叱ることで、勉強することの大切さも学べるのではないかと考えます。
そこで、大事なのが「叱り方」です。
お子さんの勉強に足を踏み入れるのはNG?
子どもがいつまでも勉強せずに遊んでいると、ついつい強く叱ってしまいますよね。
「宿題は終わったの!?」
「明日テストなんだから勉強しなさい!」
などなど、強く言ってしまうことが多いのではないでしょうか?
私たちが子どものころも、親に「早く○○しなさい!」と言われて
「今、やろうと思ったのに…」と思ったことありませんか?
自分でなんとかしたいと思っていたのに、親に強く指摘されるとやる気がなくなってしまいます。
人間は自分の問題に足を踏み入れられるのは、嫌だと感じてしまう生き物です。
主観だけで叱るのはNG?
お子さんと365日一緒に過ごしてみて、どうでしょうか?
お子さんはまったく勉強していませんか?
少しは勉強しているはずです。
主観だけで怒るのではなく、たまにでも宿題をやっていると
「がんばってね!」と応援してみましょう。
人間は褒められるとやる気がでます。
子どもを認めることも大切です。
否定して叱るのはNG?
子どもの人格を否定してしまう叱り方もNGです。
子どもなりに努力しても結果テストや受験で結果がでなかったからといって
その子どもの人格を否定してしまうと、「自己肯定感」を失い、自信をなくしてしまいます。
なぜ、そうなってしまったかを一緒に考えてあげましょう。
質問ぜめもNG?
子どもが勉強しない理由を聞き出すことも重要ですが、聞きすぎるのも良くありません。
「なぜ?」「どうして?」と質問を繰り返すと、子どもを責めることにも繋がってきます。
理由があったとしも、怖くて何も言えなくなってしまいます。
子どもが萎縮していまうような質問の仕方には気を付けましょう。
言うことを聞かない子どもが考えていることをまとめた記事もありますので、ぜひ、参考にしてみてください。
子供が勉強しない時の対処法
では、子どもはどうしたら勉強してくれるのでしょうか。
勉強しなかったら叱るべきなのでしょうか。
実は、叱り方を工夫すれば、うまく子どもに言いたいことが伝わってくれます。
曖昧な言葉を使わない
「しっかり○○しなさい」「ちゃんと、○○しなさい」などの曖昧な表現で叱るのはやめましょう。
「しっかり」「ちゃんと」という表現は子どもが、なにを反省したらいいか分かりません。
曖昧な表現は避けて、具体的に叱ることでお子さんも理解してくれます。
イライラしない工夫をする
子どもが勉強しないなどで、思い通りに動いてくれないとイライラしてしまいますよね。
勉強しないことを感情だけで怒っても、子どもにいい影響は与えません。
以下のような工夫をしてみましょう。
- 家族や友達に、愚痴を聞いてもらいつつ、冷静に意見をもらう第三者に話を聞いてもらうことはストレス発散にもなります。
冷静に意見を出してもらうことで、自分の考えがまとまってくるので、子どもと冷静に接することができます。 - 子どもの良い面を探して褒める
子どもと積極的にコミュニケーションをとって良いところを見つけましょう。
そして、勉強できたら褒めましょう。その際ポジティブワードを使うと効果的です。
「○○ならできると思っていた」など「○○点取れたなんてなんてすごい!次はもっといい点を取ろう!」
など、ポジティブな表現を使い子どもをやる気にさせましょう。
おまけ:集中力の高まる色を学習環境に取り入れよう
落ち着く色で集中する
一番、勉強に集中しやすい色は「青」と言われています。
「落ち着く」「冷静になれる」などの効果がある色です。
特に、テスト前などで精神的に落ち着かないときは青を上手に使いましょう。
気持ちを落ち着かせて、集中して効率的に勉強できます。
リラックスして集中する
ベージュやブラウンなどの落ち着いたカラーにはリラックス効果があります。
ゆったりとした気持ちで、リラックスすることで集中力が増す効果も期待できます。
ベージュやブラウンは人が本能的に、リラックスできる色です。
少しの時間集中したいなら
短期間で集中したいなら、赤、黄色、オレンジ系の色がおススメです。
赤、黄色、オレンジ系の色は元気が出る色です。
人のやる気を引き出します。
特に赤は興奮効果があり、「やるぞ!」という気持ちになります。
しかし、急激に興奮状態になると、人はすぐに疲れてしまいます。
あまり長い時間、勉強するときにはおススメしません。
部屋の一部に色の取り入れ方
壁紙、棚、カーテン、ソファー、デスク周り、文房具などに取り入れましょう。
部屋の一部に取り入れることが大切です。
文房具やデスク周りなど、とくに目に入ることの多いものに取り入れることがおススメです。
色を取り得れ過ぎないことも大事
なにごともやり過ぎは禁物です。
一つの色を取り入れすぎると、逆に集中できなくなってしまいます。
たとえば、部屋やデスク周りを「青」ばかりにした場合
青は「落ち着く色」と同時に「落ち込む色」でもあるのでやる気がなくなってしまうこともあります。
全ての物をその色で統一するのではなく、ほどほどに取り入れましょう。
まとめ
こちらの記事では子供が勉強に取り組めない理由と、その時の対処法についてご紹介しました。
子供が勉強に取り組めないのには何かしらの理由があるはずですので、頭ごなしに叱るのはやめましょう。
ぜひこちらでご紹介した対処法でお子さんの勉強のやる気を引き出してあげてくださいね。
また、おまけでお伝えした集中力の高まる色についてもぜひ試してみてくださいね。
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