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嘘をつく子供への向き合い方。大人になって後悔させないための子育て方法。

色でヒトと社会を元気にする!
色彩心理セラピストのまつだ晴美です。

この記事にたどり着いた方は、
「最近自分の子どもが嘘をついてばかりで困っている」
という状態なのではないでしょうか?

こちらの記事では、平気で嘘をついてしまう子供との向き合い方に加えて、
大人になってから後悔させないための子育て方法をご紹介しています。
子どもの嘘に困っている親御さんはぜひ読んでみてくださいね。

 

子どもが嘘をついてしまう理由

 

おやつの時間じゃないのに勝手に食べたでしょ!
ゲームは決まった時間だけだよね!
子どもはすぐさま「食べてないよ」「遊んでないもん」と嘘をついてきます。

見ていて可愛い嘘ならよいのですが、このまま嘘ばかりつく大人になったらどうしよう。
と不安を感じるママも多いのではないでしょうか。

なぜ子どもは嘘をついてしまうのでしょうか?
子どもが嘘を平気でつく理由はいくつかありますが
ここでは3つあげてみました。

自分の過ちや失敗を隠そうとする

子どもに対して厳しくしつけている場合には、その管理から逃げ出そうとして嘘をつくことがあります。

私が子どもの頃はこのパターンになっていました。
思い立ったらすぐ行動するタイプで、そそっかしい私はよく物を落として壊していました。

とてもしつけに厳しい家庭で、よく「慎重に動くように!」と注意を受けていたのですが
そうすると段々と窮屈になり、嘘をついて失敗を隠すようになっていったのです。

このように子どもは怒られたくないので、自分の過ちや失敗を隠してしまいます。

ご両親の注意を引きたい

現代の社会は、核家族・共働きとママも忙しく、あまりゆとりの時間がありません。
ご両親が近くや一緒に生活している場合ですと、子育てに協力してくれる人が増えて助かるのですが、
そうはいかないのが現状ですよね。

子どもは、生後7.8ヶ月の頃から親とその他のヒトの区別がつくようになり、1歳半頃にかけて人見知りをします。
そして3歳頃になると親から離れて周りの人とのコミュニケーションが取れてきます。
この間に親から受け取る愛情が一定量ないと3歳を超えても愛情をほしがってきます。

でも小学生になって「ママだっこ」は言いづらくなってきます。
大きくなってくると素直に愛情は求められませんよね。
かまって欲しくて嘘をつき、関心を自分に向けようとしてくるのです。

欲求が強い

子ども達は友達とゲームをして楽しそうに遊んでいますが、
どうしても欲しかった人気のゲームを友達が先に買って、自分は買ってもらえない場合に
「俺も買ってもらった」と嘘をついてしまうことがあります。

このようにどうしても欲しいという欲求が強くなると、つい嘘をついてしまうことがあります。

もちろんいろいろな理由がありますが、多くの理由は《自分を守るため》でもあります。
子どもは、必要がなければ嘘をつきませんよね。

 

良い嘘と悪い嘘の違い

嘘をつくことはよくないコトよ!と教えますが
果たして嘘は全てよくないことでしょうか?

嘘には2種類あります。

気にしなくもよいタイプ

まずは気にしなくもよいタイプです。
願望からくるタイプはこんなコトが起きたらうれしいなと思ってつく嘘があります。
例えば、「大人になったらヒーローになるんだ」など夢を見ると現実と空想が一緒になってきます。

または、学校で一人ぼっちになる事が多くても「みんなと一緒に遊んでるよ」
と嘘をつく場合はママに心配をかけたくない頑張っている時などあります。

このような嘘は温かく見守ってあげましょう。

注意すべき悪い嘘

一方、注意すべき悪い嘘とは何でしょうか?
周りの人に迷惑がかかる嘘です。
罪を隠したり、嘘の情報を流してヒトをだます行為です。

悪い嘘を見つけた場合は、大人になって周りの人はもちろん
自分も困るのできちんと嘘をついてはいけないことを教える必要があります。

 

悪い嘘をつかない大人への育て方

子どもが嘘をついてしまったときのママの対処法について考えていきます。
まず子どもにどうして嘘をつくといけないのかを、説明してあげることが大切です。

子どもにも色々な理由があって嘘をついてしまっているので、
どんな訳があって嘘をついたのかを聴いてあげてください。

「嘘つき!」「謝りなさい!」などと決めつけて叱ってしまうと
本当の気持ちを言い出さなくなります。
それでは何も解決しないので、まずはなぜ嘘をついたのかを聴くということをしてあげてください。

その後に、

  • なぜ嘘はいけないのか。
  • 大人になって困ること
  • ヒトに迷惑をかけてしまうこと
  • 自分が悲しい思いをすること

などをゆっくりと話してあげてください。

そして、日頃から親が嘘をついているのであれば自分も嘘をついてよいのでないかと判断してしまいます。

子どもが、嘘をつかなくてよい環境を作るコトも大切です。

 

まとめ

そもそも大人も嘘をつきます。
嘘をつかないともしかしたら生きていけないのかもしれません。
本当のことを言わない方がお互いのためだったり、周りに心配をかけないためなどの理由です。

ついた嘘が気にしなくてよい嘘か注意しなくてはいけない嘘なのかを見極めながら対処してみてください。

こちらの記事では嘘をつく子供への向き合い方と、その対処法・子育て方法についてご紹介しました。
嘘をつけるということは成長している証でもありますが、
いつまでも悪い嘘をついてしまうようだと周りから信頼されない大人に育ってしまいますよね。
お子さんが嘘をついてしまった時は、ぜひこちらの記事でご紹介した対処法を参考にしてみてくださいね。

リブカラーズではカラーセラピーを通して子育ての相談や悩みなどのカウンセリングをおこなっております。
子育てでストレスが溜まってしまっている方や相談できる方が周りにいない時は
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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