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「子育てがつらい」と思う原因とその対処法

こんにちは!『色でヒトと社会を元気にする』色彩心理カウンセラーの柴田みつ恵です。
初めての子育てはわからないことだらけで「子育てがつらい」と思うママさんも多いのではないでしょうか。
今日は子育てが辛いと思ってしまう主な原因とその対処法についてご紹介していきます。
辛いと感じている方はぜひ落ち着いて原因と対処法について知っていただき、少しづつ改善につなげていただけたらと思います。

子育てが辛い原因

ある調査によると「あなたは今、育児についてストレスを感じることありますか?」の問いに
以下のような回答がありました。

・「まったくない」14.1%

・「頻繁にある」もしくは「時々ある」71.8%

男女別だと男性は「育児ストレス」を感じている人が59.5%なのに対して、女性は84.0%と、大きく差が開きました。

参照:オウチーノ総研

 

やはり育児の負担はいまだ女性に偏よっており、多くのママは「子育てに対し強いストレス」を感じていることがこの数字からもわかります。
では、どんな時にストレスを感じるのでしょうか?

例えば

・子どもが言うことを聞かない

・子ども中心の生活で自分の時間がとれない

・仕事と家事との両立で疲れる

・達成感が感じられない

・大人とのコミュニケーションが減って孤独を感じる

私自身、3人の子育てをしてきた経験上、このような気持ちはとってもよくわかります。
私の場合、親もきょうだいも友達もいない土地での子育て、
しかも夫は不在がちだったため頼る人もおらず、毎日一人で子どもと向き合っている状態。
特に初めての育児はわからないことだらけで大変でした。

・なんで泣いているのかわからない

・夜泣きで眠れない

・家から出られない

・トイレにもゆっくり入れない

特に自我が芽生える『イヤイヤ期』は自分との闘いでした。
自分だけが先の見えないトンネルの中にいるようで、正直泣きたくなるような日々でした。
では、なぜ子育てが辛いと感じるのでしょうか?その原因について考えてみたいと思います。

相談する相手がいない

子育てをするうえで、実際の育児はもちろん大変ですが、それ以上に「孤独が辛い」という方は多いのではないでしょうか。
「こんなことがあって大変だった」「こういう時どうすればいいと思う?」
そんなことを伝えたり、相談したりする大人が身近にいるだけでも心は軽くなるものです。

しかし・・・

・夫が育児を理解してくれない

・実家の母が遠くに住んでいて頼る人がいない

・ママ友がいない

こんな場合は、子育てがより辛く感じてしまうかも知れません。

夫が協力してくれない

夫は、母親と同じく子どもの親。
ひと昔前は稼いでくることが父親の役割だったかもしれませんが、
女性の社会進出が進み、家族やご近所と協力して子育てをするという構図が崩れた現代では、
夫の育児参加も当たり前になってきました。

しかし・・・

・仕事で忙しく手伝ってくれない

・子育ては妻がやるものだと思い込んでいる

・子どものことより自分のことが優先

ご主人がこのような場合は、女性の負担が大きくストレスが溜まってしまいます。

子供を叱ってしまう

子どもは親のいうとおりに行動したりしないものです。
余裕があれば落ち着いた対応ができるけれど、余裕がなかったりストレスが溜まっていたりすると、
つい子どもにもきつく当たってしまう、そんなことも出てきてしまいますよね。

・子供に感情的に叱ってしまう

・子供に八つ当たりしてしまう

・言うことを聞かない子どもに、思わず手が出てしまう

育児をするうえでみなさんもこのような経験は一つや二つはあると思います。
育児のストレスを抱え辛くどうしようもなくなる前に、どうにか解決したいですよね。
では、次に子育てが辛いときの対処法についてご紹介します。

子育てが辛いときの対処法

育児を完璧にやろうと頑張りすぎていませんか?
そんな時は少し肩の力を抜いて気分転換してはいかがでしょう。
きっと、今まで見えなかったことや苦しんでいたことも、
違った見え方をすることができると思います。
対処法としては次のような方法もありますので参考にしてみてくださいね。

外へ出かける

新型コロナの影響で実感した方も多いと思いますが、
家にずっといたらストレスが溜まりやすくなります。
外に出るだけでも気分転換になりますので、是非試してみてください。
子どもと一緒だとなかなか外に出られない…
そんな方におすすめのおでかけスポットをご紹介します。

・子どもと一緒にお散歩する

・子どもと一緒に会える友達に会う

・地域の児童館へ行く

・子育て支援センターへ行く

子育て支援センターとは、乳幼児の子どもとそのパパやママが利用できる施設です。
保育士や看護師に育児についての不安や悩みの相談ができたり、
同じくらいの子供を持つ親同士が交流できる場所です。
子どもを遊ばせるスペースもあり、子どもと一緒に出かけられるのも有難いですね。

子どもと離れる時間を作る

一日中子どもと向き合うとストレスが溜まって余裕のある子育てができません。
たまには「一時保育」などを利用して、子どもと離れリフレッシュできる時間を
もつのも良い方法です。

・住む地域の一時保育の情報を検索してみる

・ファミリーサポートを利用する

・産後ケア施設を利用する

一時保育が難しい場合、おうちに来てサポートしてくれるサービスもあります。
地域の子育て支援センターでファミリーサポートの依頼も受け付けてくれます。
産後ケア施設というと、費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、
自治体が運営している産後ケア施設だと数千円で利用できるものもあるので、
ぜひ一度調べてみてください。

夫とコミュニケーションを取る

子育ては協力しあうことがとても大切です。
そのためにも「お互いのことを思いやりながら」コミュニケーションをとりましょう。

 

1 夫に子どものお世話を教える

そもそも男性は、女性であるママとは同じように子どものお世話をすることはできません。
できれば、社会人1年目の部下にお仕事を教えるように、夫にも優しく子どもとの接し方を教えてあげたいですね。

2 やることリストを作って渡す

男性は女性と違い状況をみて、「今はこれをしよう!」「あれをしよう!」と
臨機応変には動けない、そんな方も多いものです。
「今日は何時までにこれとそれをやってほしい」という要望をリストにまとめてあげるだけで、
動きやすいと感じるご主人は多いようです。
是非やってみてくださいね。

3 感謝や労いを伝える

協力してくれたときには「うれしい」や「助かった」という感情を言葉に出して
伝えてあげましょう。
男性女性関係なく、やはり感謝や労いの言葉がなければ、不満も溜まってしまいますよね。
良い関係性を保っていくためにも、感謝や労いの気持ちはたくさん口にしていきましょう。

ここで、最近話題になったエピソードをひとつご紹介します。

1児のパパであるタレントのりゅうちぇるさんが、SNSでファンからの相談に
乗っていた時のお話です。
フォロワーから寄せられた、子育てを「手伝う」という態度の夫への悩みに対して、
「まず、お父さんの立場で“手伝う”という言葉はどうなのかな?」
「奥さんは甘えてるのではなくて、子育ては基本的に1人で全てやるのは不可能です。
絶対きついです」と育児の負担に理解を示したそうです。
また、相談者の夫に対しては「仕事で忙しくても、疲れていても、あなたも子作りしたんですから、あなたも父親なんだから、責任持って愛を持って育ててください」と持論を述べ、
最後に、子育ての秘訣は「コミュニケーション」にあることをアピールされたそうです。

子育ては決して楽なことではありません。
1人では乗り越えられないこともたくさんあります。
そんな時は、ご夫婦で協力したり、親戚や友人、地域や行政、各種サービスを利用するなど、
1人で抱え込まずに周りに頼ることで解決することもあるはずです。
この記事でご紹介したことが、「育児がつらい」と感じているママさん、
パパさんの助力になれば幸いです。

最後に

こちらの記事では「子育てがつらい」と感じているママさんに向けて、辛い原因を整理する大切さとその対処法についてご紹介いたしました。

辛い気持ちでネガティブになっていると落ち着いて問題に対処していくことが難しいですが、
一度深呼吸して「何がこのような気持ちにさせているのか」
「その気持ちに対して周りはどう対処しているのか」といったように少しづつ考え、
行動に移していくことで解決に導いていけるかと思います。

また、1人で抱え込まず、周りを頼ることもとても重要です。
リブカラーズではオンラインでのセラピー・カウンセリングを行っておりますので、
ぜひお気軽にご相談くださいね。

オンラインセラピーの詳細はコチラをみてください。

子育てについてコチラにも記事がありますので参考になさってください
子育てママに潜むうつ ~うつの症状と対処法について~

子育てストレス解消法!気持ちを穏やかにする色を取りいれましょう